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| 【第10回】 撮影実践 『靴』(メンズ・カジュアル)の撮影 −1 | |
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さあ、いよいよ、様々な商品(被写体)を撮影していってみましょう! 忘れないで下さいね。大切なのは、商品を美しく写すことにこだわり過ぎず、いかに「欲しい」と思ってもらうか、そして、「どうやって、商品のイメージを伝えるか」、その【演出】を考えることです。 今回撮影する商品は「靴」です。 靴と言ってもいろいろですが、メンズの、カジュアルな靴にしてみました。 これです。 ![]() 「・・・・・・。」 「これです」、って、これじゃあどうにもならないですよね。 では、これまで書いてきたことを生かしてみましょう。 上の画像は、ただ机の上に、靴を並べて撮っただけです。これで「欲しい」と思ってくれるほど、甘くないのは当然のこと。 で、まず、背景に白い紙を使って、置き方も考えて見ます。 ![]() ※クリックすると大きなサイズ(640×480ピクセル)になります。 照明は、天井の蛍光灯だけで、置き方の工夫は・・・。
背景は、ただの白い紙。 置き方(見せ方)をちょっと工夫する。 この程度の手間を掛けるだけで、結果は、ぜんぜん違ったものになるんです。 さて、もう少し、工夫してみましょう。 背景が「白」というのが、何となくつまらないです。 そこで、背景の色から考えて見ましょう。 商品は、カジュアルな感じのメンズの靴。色は、秋、冬に向けた、ブラウン系です。 さて、皆さんなら、どんな色の背景がいいと思いますか? こんなとき、多くのひとが、「茶色系の商品だったら、青なんかを背景にしたら商品が目立つんじゃないか」、と考えがちです。 では、実際に青い背景にして撮ってみましょう。
「青」という色からは、「水」など、"冷たい"という感じをイメージしてしまいます。 そんな色を背景に使うことで、そこにある商品までもが、同様のイメージで見えてしまうものなのです。 では、どんな色にするか。 単純に考えて下さい。 秋に向けての商品であれば、「秋」から連想する色でいいんです。 例えば、ブラウンとか。 「え! それじゃあ、商品と同系色だから、商品が目立たなくなる!」 ごもっとも。 ですが、それが最も簡単な、商品の背景色の選び方のひとつです。 論より証拠ということで・・・。
商品画像は、背景を含めて、ひとつの「絵」として考えて下さい。 全体を見たときに「良い印象」であれば、商品が少しくらい目立ちづらい背景の色でも、ぜんぜん気にすることはありません。 それよりも、商品を目立たせることばかり気にして、商品のイメージを損なうような色を選んでしまうことの方が、大きな間違いと言えるのです。 さて、背景が決まったところで、小道具を使った演出を加えましょう。 これも難しく考える必要はありません。 例えば、「秋」というキーワードから連想するものを使ってみたらいいんです。 秋と言えば、落ち葉やもみじ。 何とも単純ですが、やってみます。
背景にしても、小道具にしても、大したことはやっていません。 発想の問題なのです。 カメラマン的発想ではなく、【演出家】としての発想です。 さらに、 ![]() ※クリックすると大きなサイズ(640×480ピクセル)になります。 こんなふうに、部分をアップにした画像があれば、訴求力が高まるのは言うまでもありません。 ちなみに、ここまでは、すべて天井の蛍光灯で撮影した画像です。 「もっとカッコ良く、、、プロみたいに、、、。」 ということになったところで、撮影用の照明が必要になってきます。 商品撮影用の照明に必要なのは、できるだけ大きな面積(少なくとも商品より大きい面積)で、商品を照らすことができることです。 そして、その状態のまま、位置や照らす向きなどを、簡単に、自由に変えられたら理想的です。
照明の位置と向きを、商品にできる陰影や光沢の状態を見ながら調整して、撮影してみると・・・。
もう一度、靴を撮影するときの手順を振り返ってみてみましょう。 まず、背景を決める。 そして、商品をより引き立て、イメージを伝えてくれそうな演出用の小道具を考える。 奇をてらったり、難しく考える必要はありません。ごくごく単純な発想で十分です。
そうして、天井の蛍光灯で撮影するだけでも、「商品をただ撮るだけ」とは雲泥の差になります。 さらには、商品撮影に適した照明を使えば、プロみたいなイメージの画像が、皆さんにも簡単に撮れるというわけです。 さあ、どうです。 撮れそうな気になってきましたか? あたまをやわらかくして、柔軟な発想で撮影にトライしてみて下さい。 ---------- インターネットで売りたいひとのための、商品画像の撮り方講座 【カメラマンになるな!演出家になれ!】 第10回「撮影実践 靴 の撮影」−おしまい− |
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